看護師って気が強いイメージがあると良く言われることがあります。
すべての人には当てはまりませんが、大抵の人は確かにその通りです。
そんな気の強い看護師でもメンタル崩壊する時があるんです。
今回は、そんな看護師でも心が折れる時があるよということについて経験談を交えて話していきたいと思います。
同職業の方も、是非、情報を共有して共感できたら良いなと思います。
あくまでも私の主観ですので、それを踏まえたうえでお読み頂きいただければ幸いです。
看護師って気が強いイメージだけど、心は折れるのか
『折れます』折れない人はいません。(笑)
気が強い印象ですが、実際は何度も折れてます。
特に新人の頃は毎日メンタル崩壊しています。
慣れない環境や仕事を覚えるのと同時に精神を鍛える日々です。
では一体どんなことがあるのか見てみましょう。
なぜ心が折れる
新人の頃や人事異動で部署を移動した時は、特にメンタル崩壊することが多いです。
それは、慣れていない、教えてもらえないなど多岐にわたります。
これを読んだ方は、『そんなの最初は当たり前』と思いますよね。
どの職種でも同じようなものだとは思いますが、、、心が折れてしまうのも事実です。
考えたら沢山ありすぎて迷ってしまいますが、よくあることに絞って話していきます。
基本看護師って真面目
真面目だから真剣に受け取ってしまいがちで、心が折れてしまいやすいのではと思います。
仕事柄、判断を誤ると危機的な状況に陥ることもあります。
しかも、このような性格の人が看護師という職業に就きやすいのではないのかと思います。
もう少し力を抜いたらいいのにと思ったりもします。
なので、私は力を抜ける時は抜き、消費は最小限に抑えるようにしています。
先輩や同僚からの圧力が半端ない
人事異動で部署移動した場合、ほとんど教えてくれません。「〇年目だからできるよね」といわれオリエンテーションして業務につきます。
移動が決まり挨拶にいくと「わからないことがあったらなんでも聞いてね」などと良い印象なのです。
しかし、いざ勤務すると煩わしいことは私に聞かないでオーラが出ていて質問できなかったり、一度教えたからといって二度は教えてくれません。
なかには、なぜか敵意をむき出しにしてくる人もいて、あらさがしを始めます(笑)そして、上司や同僚に報告。
わざと大きい声で、「ここ違うんだけど」「誰がやったか知らない」などと、どう考えても私しかしないであろうことを言ったりもします。
新人のときから嫌というくらい、このような状況に遭遇したり、みてきたりしています。
今では日常化してしまっていて、なんとも思わなくなっている自分がいて少し怖いです。
患者さんからのクレーム
こちら側が一生懸命に看護していても思わぬところからクレームが来ます。
例えば、新人の頃や移動したばかりの時は「いつも私はこうしてもらっているのに今日は違った」「あとで来ますといってきてくれない」など。
不慣れで行き届かいていないため、申し訳ない思いで心がいっぱいで折れます。
ひどい時には、患者さんのお部屋に行くことさえもできなくなります。
看護師は患者さんとの信頼関係が大切だから・・・。と落ち込む日々がしばらく続きます。
意味のわからない決まりがある
誰が決めたのか不明、意味が不明ですが「今までこうしてきたから」という決まりがあります。
看護師には基本的なマニュアルがありますが、そのマニュアルに沿って行ったことでも、先輩方から指摘を受ける時があります。
例えば「○○マニュアルにはこう書いてありましたけど」というと「そんなの書いてあった?でもいつも私はこうしてるから」と言われます。
正しいのか、間違っているのかではなく、自分主観で判断します。
その結果、自分と違うとすぐ他人を批判しがちで「あの子こうしてた」などと陰口や悪口の対象になります。
でも、いくら陰口や悪口を言われていても、私の耳に入らなければ良いと考えるタイプなのですが、あとで仲の良い同僚などから話が流れてきます。
時々、なにが正しいのかわからなくなる時があります。(笑)
折れない心を作るには
心を折れないようにするには、たやすいことではありません。
しかし、少しでも折れる心を減らしたい。
そこで、実際に行っている対処法をご紹介します。
深く考えない
理不尽なことがあったときは、あまり考えないようにして、ため込まずに誰かに話を聞いてもらうようにしています。
これは、肯定的で話の内容がわかる人に聞いてもらうようにしています。
ぜかというと、肯定的に聞いてくれ、状況がわかる人に話すと私自身が正しかったことがわかり、今後も頑張ろうと思えるからです。
これができないとずーっと心に残り続けていくような気がします。
すべてを受け止めないようにする
根が真面目なので、どんなことでもすべて真剣に受け止めて考えてしまう癖があります。
なので、受け止めなければいけない部分、そうでない部分に分けるようにしています。
これで少しは、精神面に負担がかかることを軽減できます。
自分だけではない
前項で話したことは、私だけではないと冷静に考える。
冷静になって考えてみると、周りの人達も同じ思いをしているはずです。
それが多いか少ないかの違いです。
人間の心理ですよね。みんな一緒と思うことで少しは救われるような気がします(笑)
圧力をかけれられても気にするな
無駄に圧力かける人っていますよね。そんな人の言う事は心にとどめる必要はありません。
なぜかというと、変なプレッシャーがかかり、本来の自分自身の力が出ないからです。
自然体が一番なので、自然体で仕事をするようにしています。
これだけは心に留めていること
『自分自身が受けたことは、他の人にはしないようにする』です。
新人のときに上記のような状況になり耐え抜いたのに、数年経過し後輩ができると同じようなことをしている看護師もいます。
もしかして、自分自身では気づいてないのかもしれないのですが、、。
傍観していて残念だなと思うことも度々あります。
だらか、私はこれだけは心がけて日々仕事をしています。
まとめ
看護師を続けていくには、気が強くならないとメンタルが崩壊してしまい続けることができません。
なので、最初から気が強いわけではなく、そうならないといけない状況だったのです。
何度も心が折れた結果、精神面が強くなったのだと思います。
今回は、どうしても悪いところばかりに焦点がいってしまいましたが、良いところもありますので誤解しないようにしてくださいね。
だから、私も10年以上看護師を続けられています。
最後まで見て頂きましてありがとうございました。
こんな内容が知りたいなどというリクエストがありましたら、是非コメント欄で教えてくださいね。