病院の福利厚生について、貴方はどんなイメージを持っていますか?
しかし、現実に働いてみると、びっくりすることの連続です。
有休取得に向けての数々のエピソードをご紹介します。
これから就職される方や実際に働いてる方に役立つように解説します。
病院って有休ってあるよね
それくらい、身近なものではないってことです。(笑)
有給休暇は法律でも決まっているため正社員はあります。
それ以外の契約社員でもあるところはあります。
日数に関しては20日以上のところもあれば、10日間のところもあり、入職してすぐに有休があるところや、半年後に有給休暇が取得できるところなど様々です。
しかし、有給休暇を取得できる権利が労働者にはありますよね。
なのになぜ取れないのか?私が上司から言われた言葉をお話しします。
病院の上司に有休取得時に実際に言われたこと
例①有給休暇取得時に実際に言われたこと
これは5年ほど前の話で、部署を移動したため、上司にオリエンテーションをしてもらっていた時のことです。
勤務時間などの話の際に「有休は1人年間で2~3日まで」といわれ「えっ1年間で20日以上あるのに」と唖然として言葉も出ませんでした。
例②有給休暇取得時に実際に言われたこと
看護部全体の通達で「今年の有休取得は1人4回まで」と決まっているからそれ以上は取れないと上司から言われた。
どうしても予定のあった私は「半日でも無理ですか」と聞きましたが「無理です」との一言です。
例③有給休暇取得時に実際に言われたこと
同じ病院でも、他職種の方々は有休を制限なしに取れていることを知り、勇気を出して上司に聞いてみました。
回答結果は→「看護部は看護部だから」とほんとびっくりな回答でした。
上記のことを言われるたびに、びっくりと唖然の連続でした。
有給休暇取得できると書いてありますけど・・・。
なぜ、制限されなければいけないのかと思いますが、反論できず、従うしかない悲しい組織人の現状です。
なぜ看護師は有給休暇を取得できないのか?
原因は主に看護師の人数に余裕がなく取得できない。
常に看護師の定員に余裕がないため、有休を取得すると仕事に影響がでるためです。
一人一人に負担がかかるため、このような状態が続いていると思います。
また、看護部全体で有休取得率を1人1人平均的にとれるように調整しているところもあります。
これは、人数の関係で部署により取得できないところがあるためです。
その場合は、取れていないところにほぼ合わせます(😨)なので、少なくなります。
看護師が上手く有給休暇をとる方法
そんな有休が取れない状況の中でも、絶対に取れる方法があります。
それは、風邪などの体調不良で休んだ場合と、冠婚葬祭のときです。
上記の場合は、よっぽどのことがない限りほぼ確定で取れます。
その機会に1日くらい余分に申請するようにしています。
悲しいくらいにこれくらいしか取得方法がないといっても過言ではありません。
ただ、最近は1人あたり年間5回以上の有休取得をしましょうと国の政策で義務化され、取りやすくなると期待はしていましたが、「うーんあまり変わらない」というような現状です。
病院に就職する前に有給取得率を知るには
病院の看護部のサイトなどに有休取得率を表示していることろもありますよね。
ただ、この情報は私が今までに働いてきた病院に限りますが、実際の数字を記載しているところは案外少ないように思います。
なぜそのようなことが言えるのか、それは私が就職して働いて実際に感じたことだからです。
独自のサイトを鵜呑みにしないほうが良いです。
福利厚生が良くないと募集が集まらないなどの要因から、できる限り良く見せようとしている可能性も考えられます。
では、どこから情報収集するのが一番良いかというと、実際に働いてる人から情報収集しましょう。
でも、知り合いがいなければ無理ですよね。
病院見学に行き、説明をしてくれる担当の人から情報を聞くことが1番正確な情報だといえます。
しかし、ここで注意ポイント、正直に話してくれる人は少ないので、曖昧な答えが返ってきた場合は気を付けましょう。
はっきりと答えが返って来た場合は、本当に有休取得ができている証拠です。
ここでの見極めが違っていると、実際働いてからは、びっくりの連続です(笑)
まとめ
すべての病院が有休取得できなわけではなく、中には100%に近いくらい取れているところもあります。
誰でもそんな病院で働きたいと思いますよね。
病院選びは大切です。
自己でモチベーションをあげて働き続けるしか現状はないようです。
これからも頑張りましょう。