『できない看護師』とレッテルを張られた事ってありませんか?
私は、一度経験があります。
それは看護師歴数年経過したときに起こりました。
病院を変わった直後で今まで経験していない科に配属になったときです。
今回は、できない看護師とレッテルを張られても看護師を続けることができる秘訣を話します。
できない看護師の判断基準ってなに?
よく考えますが、「できないって何基準なの?」と思うことありませんか?
多分できないといわれてる人にはそれがわからない。
みんなと同様のことを自分ではしているつもりでも、周りからできないといわれてしまう。
頑張れば頑張るほどに空回りをして、さらに状況が悪化する。
この繰り返しが起こります。
私も上記のような状態を経験しました。
かなり落ち込みましたし、看護師やめようとも思ったくらいでした。
原因が判明している状況
ミスが多い、理解できておらず勉強不足などの理由がはっきりしている場合は、その病院で、過去のデーターから判断されているということ。
例えば、ミスが多いのは短期間で過去にないくらいミスが多かった。
勉強不足といわれるのは、勉強したつもりが要点を抑えていない時に生じやすいです。
あとは、発言でレッテルを張られることもあります。
例えば「理解できていないような印象を与える発言」をしてしまうと発言内容により、理解できていないと判断されます。
改善方法
指摘されたことを意識しながら仕事に取り組む
周りの人は、どのような言い回しで発言しているのか、記録を残しているかを確認して、自分と比較してみる。
現状の空気を読み、今何を求められているかを、考えてから発言するようにする。
または、何も言わない。
具体的にどこが悪かったのかを聞く
上記のところが少しずつ改善されてきたら、自然と負のレッテルは解消されていきます。
原因不明の状況
明確に仕事が遅いとか、正しくできていないなどであれば、改善の仕方があります。
しかし、そうでない場合は、全くわかりません。
そんな状況に陥ってる方にお聞きしたいのですが、貴方の張られているレッテル原因わかりますか?
私の場合も全くわかりませんでした。
そのように思っているだけなのかもしれませんが(笑)
今までの経験で、そのようなレッテルを張られたことがなかったことと、逆に前の病院では、出来るほうだといわれていたと思っていたからです(笑)
急になぜ病院を変わったらそのようにレッテルを張られることになったのか。
職場のレベル感の違い
以前の職場では、ここまでできていればOKと認めれることでも、今の職場では、それ以上に求められるため、レベルの違いを感じます。
これは、逆の場合でも言えます。
逆の場合は、周りがやらないことまでやるため、職場に違う空気が漂います。
レベル感の違いはないほうが良いですが、合わせていくしかないというのが現状です。
看護師に求めているものが違う
仕事の効率化や迅速な対応などを求めている事もあれば、規律や挨拶など一般常識を大切にしてるところなど、重点を置いているところに違いがあると思います。
そこの部署の上司の考え方の違いも大きく私たちに影響します。
上司の考えや病院の求めているものを、早い段階で理解することが大切です。
環境の違い
今までの伝統といっても過言ではないマニュアルにはない実践方法です。
同じことをしているが、うちではこうしているからという『あるある』が多いため、混乱を招く。
マニュアルには、基本は書かれているが、実際に行ってる応用は書いてません。
長い年月でできた業務の効率化だと思いますが、病院を変わったばかりだと理解するまでには時間がかかります。
協力者がいない
理解してくれる協力者がいないため、誤解が生じやすい。
そんなつもりで行動したわけではない時でも、変に裏読みされてしまう現実。
「いやいやそうじゃないんですよ」と訴えたいがいえない状況で、こんな時に発言してしまえば、状況がますます悪い方向にいくため、何度も心でつぶやいてました。
最初は周りと打ち解けることに時間がかかります。
だから、上記のようなことが何度も起こり、悪循環が出来上がります。
慣れ親しんで、打ち解けることができれば、自然に協力者も現れるので、職場の人間関係を築くこともできるようになりますが、最初から信頼関係を構築することは、難しいです。
できない看護師から、できる看護師に変わるには
原因がはっきりしている
指摘されているところを、改善していくことにつきます。
そうすれば、努力が実り結果が伴ってきます。
できないレッテルは自然と消えていき、周りからの評価があがり、仕事が楽しく、やりがえさえ感じるようになります。
原因不明
こちらは厄介ですが、一言でいうと「環境をかえる」これが一番早い解決策です。
逃げると思われがちですが、自分に合わないところもあります。
そのような環境で仕事を続けると、負の連鎖が起こりますので、一気に環境をかえましょう。
私は、病院をかわりましたが、新しい病院ではレッテルを張られることはなかったです。
そのため、モチベーションがあがり、仕事がとても楽しくて、やりがいもでてきました。
同職の看護師でも自分自身にあわないところもあるため、自分自身にあったところで働くほうが良いと思います。
まとめ
誰もが「できないとレッテルを張られる」そんなことがおこる場合があります。
そんな時は、なぜそのように思われているのかしっかりと原因を考えたあとに行動する。
そして、レッテルを張られた末路は、決して最悪な末路ばかりではなく自分自身で決めるとこができるということに気づきましょう。
そこで立ち止まっては、最悪な末路しか得られません。
なので、勇気を出して人生を良いものにしていきましょう。