ナースに伝わっているNGワードって不思議ですよね。
他の職種の方々に、代々伝わっているNGワードってありますか?
いつ、誰が言い始めたのか、その言葉に信憑性はあるのか
私が実際に働いている病院で38名の看護師に調査しました。
調査といっても、私の趣味みたいなものですが(笑)
また、そのNGワードで私が実際に体験したことをお話したいと思います。
1か所の病院の1部署で、38名に休憩中や勤務時間外に、個人的に独自で調査したものです。
調査結果には、偏りがある場合がありますので、そちらを踏まえたうえで、お読み頂きたいと思います。
ナースに代々伝わっているNGワード
私の働いてる病院に、伝わっているNGワードで、38人の看護師に聞いたところ、特に意見が多かったものを取り上げました。
それが下記の2つです。
②「今日は暇だから定時で帰れそう」
では、この2つについて詳しくみていきましょう。
ナースに代々伝わってるNGワードの由来は?
38名の看護師に実際に聞いてみました。
それを発言したときに大変な思いをしたから、NGワードになったんじゃないかな?
それを言って大変な思いをしたことあるから、いわないようにしてる
ナースに代々伝わっているNGワードの影響は?
結果 38人中29人の看護師が影響があったと回答がありました。
その中で、3つの例をNGワード別にみていきたいと思います。
NGワード①「今日は落ち着いてるね」
もう絶対に言わないって心にきめたよ。
私は、そのNGワードを知っていたから、「貴方たち、そんなこと言ってると痛い目にあうわよ」と言ったのね。
そうしたら、本当に、そのあと入院患者さんが急変して大変だったことがある。
NGワードを発言すると急変などバタバタすることが実際にありますね。
NGワード②「今日は暇だから定時で帰れそう」
声に出さなくても心で思っていると
絶対に残業しなくちゃいけなくなるパターン多いよ。
いつものことだけどね(笑)
帰れなくなることもあるよ。
でも、毎回そうなるとは限らないから。
実際に帰れなくなったりすることもあるようですが、NGワードを発言したからなのでしょうか?
一概には、言えないようですね。
毎回、発言したために、大変なことに陥ることでもないように思います。
ナースに代々伝わっているNGワードで私が実際に体験したこと
NGワードを無償に言いたくなる時があります。
そんな時は、たまに言ってしまったり、ついつい話の中で出てしまっている時が、しばしばあります。
そんなこと言わないでと注意されることも・・・。
しかし、私は、刺激を求めるタイプの人間なので、暇で落ち着いているときよりも、バタバタに荒れている状態が大好きなのです。
だから、他の人とは少し違った価値観なのかもしれません。
そんな私なので、大変な思いを沢山経験しています。
今回は、その中の病棟編とOPE室編の2つをお話します。
NGワード「今日は落ち着いてるね」病棟編
病棟勤務の時に、何気なく、同僚とNGワードをはなしていました。
その数時間後、緊急入院があり、緊急OPEになりました。
同僚は☟
「私たちが話してたからだ」
「絶対もう話さないようにしようね」
と私に言い残して、去っていきました。
私は、忙しいのが好きだったので、アドレナリン全開で楽しかったことを覚えています。
忙しいことが、嫌いな人からすれば、いい迷惑だと思いますが・・・・・(笑)
NGワード「今日は暇だから定時で帰れそう」OPE室編
リーダーをしていたとき
ドクターや同僚と「OPE室は今日暇だね」と話していました。
その後、緊急OPEが3件と超緊急OPEが1件入り、まさに戦場と変化し、当然定時では帰れず、残業を余儀なくされ、帰れたのは翌日の0時を過ぎていました。
あまり、いわないでおこうと、良い勉強になったことを覚えています。
ナースが代々伝えているNGワードの信憑性は?
調査した結果、38人に聞いた結果29人が遭遇するとの回答で、緊急入院や、急変などの、忙しさでバタバタしたという人が半数以上でした。
しかし、その言葉を発言したからといって、必ず起こるものでもないようです。
調査していて感じたのが、もともと緊急性が高い職業で、忙しいことが多く、たまたまそのような内容を話していたため、そう感じたのではないのかとも思いました。
なので、私は、NGワードを発言したから、忙しくなるということについては、信憑性は低いように思います。
看護師側からすれば、急変や緊急入院などは、忙しくなり、バタバタしますから、できることなら遭遇しないほうが良いですよね。
だから、NGワードができたのではないかと考えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の調査結果で、信憑性は低いように思いますが、NGワードは使わないほうが、無難なのではないかとの結論に至りました。
最後まで、御覧いただき、ありがとうございました。