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【実体験】OPE室ナースの良かった・悪かったところ 

OPE室ナースについて皆さんはどんな印象をお持ちですか?

私は今までICUや病棟・救急外来など様々な部署で働いてきました。

そんな私が唯一大好きなOPE室について今回は取り上げ、実際に働いてみて良かったところと悪かったところをあげてみたいと思います。

是非、共感していただけたり、参考にしていただければ幸いです。

 

OPE室に配属で良かったところ

ope室に配属になり、良かったところは下記の3つです。

①ある程度になると自分のペースで仕事ができる

②集中できるので時間が経過するのが早い

③余計な人とコミュケーションを取らなくてよい

それでは、詳しくみていきましょう。

ある程度になると自分のペースで仕事ができる

 

OPE室で全科の直接介助や間接介助ができるようになるとある程度自由に仕事ができます。

OPE中も、次に行うことがわかるため、あらかじめ準備ができ、時間に余裕をもって仕事することができます。

緊急以外は、OPE時間に合わせて自分自身で調節できるため、病棟と比べてペースを乱されることは、ほとんどありません。

最初は、わからないことだらけで、ペースを乱されることもたくさんありますが、慣れてくると自分のペースで仕事をすることができます。

 

集中できるので時間が経過するのが早い

 

手術中、直接介助は特にそうですが、目の前の器械出しに集中するため、気が付くと『もうこんな時間』ということが多いです。

それだけ、神経を集中させているので疲労感はありますが、達成感が得られます。
この感覚が何とも言えない程良いです。

病棟も忙しいと、早く時間が経過するように感じますが、ここまでの達成感は、OPE室でしか経験できません。

OPE室で働いていて、最高の瞬間です。

 

余計な人とコミュケーションを取らなくてよい

 

OPE室は、基本的に手術中に会話する人は手術に入っている人に限定されます。

病棟のように雑談や噂話が耳に入ってくることもほとんどありません。

手術中に医師や看護師と会話する程度ですので、比較的穏やかに仕事ができます。

中には、会わない人もいますが、そういう人とは、慣れてくると一緒に仕事をしないように上司が配慮してくれることもあります。

だから、とても良い環境で仕事ができます。

 

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OPE室勤務で悪かったところ

ope室配属で悪かったことろは、下記の3つです。

①慣れるまで勉強づけの毎日

②勤務時間が長すぎる

③お局上司がアウトだった

詳しく、みていきましょう。

慣れるまで勉強づけの毎日

 

これを悪かったところにあげるのか、正直迷いました。

理由は、最初は毎日仕事が終わってから、自宅で勉強するのが苦痛でしたが、1年も続けていると慣れてきて、苦痛ではなくなります。

逆に、勉強せずに、手術の手技がわからないOPEにつくことが怖くなり、嫌になります。

だから、自発的に勉強をしようと思えるようになります。

しかし、最初はこれが苦痛でたまらなかったため、悪かったところにあげてます。

また、手術室へ異動したナースが最初に挫折をすることでもあるため、あえて悪かったところにあげてます。

手術室へ異動になった看護師さんは、希望を持ってください。

最初だけなので、慣れてくるとなんとも思わなくなります。

全科をマスターしてしまうと、勉強しなくても理解できているので、新しいOPEでも大抵のことはできるようになります。

 

勤務時間が長すぎる

 

私が働いていたところは、3交代制だったのですが途中で日当直制に変わりました。

日当直は朝の8時30分から次の日の朝8時30分までの24時間勤務です。

休憩は夕方に2時間程度ありますが、それ以降は、朝までOPEが続いていたら休憩は取れません。

当たり外れがあり、当直室で仮眠をとれる日もありますが、ほとんど仮眠は取れませんでした。

このように、病院にずーっと拘束される状態が月に4回以上あります。

この当直の日の朝はとても憂鬱で仕方がありませんでした。

もう少し、気分転換できる時間があれば気持ち的にも余裕が持てたように思います。

 

お局上司がアウトだった

 

上司のお局ナースが、とても陰湿だった。

周りから嫌われてるとも知らずに、長年働いている理由から、主任でした。

自分ではできると勘違いしているところがあり「貴方たちにはまだわからないと思うけど」「あの子たちはわかってない」などと部下をコケおろします。

裏で上司とつながり、自分が有利になるように話を持っていき、気に入らない部下を他科に異動させている。

そんなひどい上司がいたことがとても残念でした。

 

まとめ

OPE室ナースの良いところ、悪いところを主観的に話しましたが、貴方の働いているところと違っているところや共通しているところはありましたか?

OPE室といっても、その病院により雰囲気や人なども全然変わってきます。

一概に同じとは言えませんが、似てるところもあるのではないでしょうか。

私は、OPEナースが大好きなので、また機会があれば働きたいと思っています。

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